菅生石部神社(石川県加賀市)

天神講 菅生石部神社×デジタル掛軸

毎年夏の3日間行われる夏祭り、「敷地天神講」。 1,400年にもなる歴史を持つ、由緒正しき神事の1つです。 有名なのは茅の輪神事。 高さ2メートルを超える茅の輪をくぐり、ここまで半年間の穢れや厄を祓います。 更に少年たちによる蝶の舞は、「扇の舞」「鈴の舞」「蝶の舞」の3種が奉納されます。 全国でも大人が舞うことが多い中、ここ菅生石部神社の舞は少年が舞うため、大変珍しい神事としても知られています。悪疫退散や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「天神講」は二十四日から三日間の日程で開催。三年前から地域の伝統芸能「能」を盛り上げるため、狂言を糸口に面白さを知ってもらおうと、茂山千五郎家を招いている。
デジタル掛軸はおごそかな夜の境内を彩ります。

2021.07.24

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